温泉の入り方

入浴前後のコップ一杯の水分補給と湯船に入る前の「かけ湯」を守りましょう

血液中の水分を補うために入浴の前後にはコップ1杯の水を飲むように心がけましょう。湯船に入る前にお湯で体を流す「かけ湯」をする理由はふたつ。ひとつは、自分の汗や汚れを流してきれいな体で入り、みんなで使うお湯が汚れるのを防ぐため。もうひとつは、冷たい体のまま熱い湯船に急に入ると、温度のギャップで血圧が急上昇してしまうから。「かけ湯」は足もと、手もと(心臓から遠いところ)から順に湯をかけていき、最後に頭を流すという順番が基本。丁寧な 「かけ湯」でゆっくりとお湯の温度に慣れましょう。

かけ湯が終わったら、ゆっくりと湯船に入りましょう。飛び込みなどは厳禁。いきなり全身浸かってしまうと、強い水圧で心臓に負担がかかり、周囲の人にも迷惑。足下からそろりと静かに入り、まずは体の半分まで浸かり、上半身が温まってきたら、ゆっくりと肩まで浸かりましょう。

無理な長湯は体に毒

昔から「100数えるまで」とよく言われますが、もう湯船から出たいのに、温泉の効能を求めるあまり、無理をして長湯する人がいます。長い時間湯船に浸かると、危険な「湯当たり」の原因になります。熱射病、熱中症などと同様に温泉も自分の体温以上の環境に身をさらすことになるため、血圧と心拍数が上昇しすぎてしまい、時には立って歩けないほどの症状になる場合も。ぬるめのお湯なら、ある程度の長時間の半身浴は可能ですが、熱いお湯の場合は短時間浸かるごと に湯船の外に出て、休憩しながら入浴しましょう。また温泉の入浴回数は1日3回までをめやすにしましょう。

温泉のマナー